3年間の英会話学習を振り返って
サラリーマンが英会話の学習を三年間継続させた時点での感想などの記録です。三年間の英会話学習を継続させてきたサラリーマンの体験記とコツなどを確認して下さい。
英語力の向上は時間と努力に比例するけれども・・・
2015年1月の時点でとうとう英会話学習の期間が丸三年を経過しています。 我ながらよく続けられてきたとしみじみ思います。 まだまだ目標とするレベルには程遠い状態ですが、始めた当初と比較すると随分英会話力は向上したことを実感できています。
もちろん全てが順調に進んでいったワケではないですよ。
苦しいときもありましたし、 やる気のでない時も経験しています。 それらを乗り切ってこれた気持ち(マインド)がどんなモノであったのか?を少しだけ振り返ってみたいと思います。
英語の学習で一番辛い時期とは?
「サボっているワケではないのに全然学習効果が実感できない・・・。」
これが一番辛い時期なのです。何せ一生懸命学習しても手応えが感じられない時って不安と焦りと、 やる気の低下という悪循環に向かってしまうからです。
代表的な「あるある」として、英会話の学習を始めた一番最初の頃にこれを経験する人が多いです。 最初は「やる気満タン」で始めた学習も次第に疎かになりがちになって・・・、終いには無かったことにしてしまうというパターンですね。
自分自身も最初の一年目は「学習の方向性」も「学習のやり方」も定まらず随分と苦しい思いを経験しています。 英会話の学習は投じた時間と労力に比例して実力はアップしてきますが(そう信じています。)、必ずしもそのグラフは一定に右肩上がりになるワケではないのです。
つまり、絶対に停滞している感覚を味わう時期ってあるのですよ。 その代表例が一番最初の頃です。何しろ自転車で言うと「こぎ始め」が最も力が必要になるのと同じで、 英会話の学習も弾みが付くまで試行錯誤と停滞感を否応無く味わうのです。
自分自身の学習のイメージをグラフにするとこんな感じですかね。
一番辛かった時期は「瞬間英作文シリーズ」に出会うまでの「学習の方向性」が定まらなかった時期です。 「これを続ければ絶対に実力は向上する」と感じるメソッドを探し続けて一生懸命「もがいていた感覚」があります。
「いくらやっても駄目だ!やーめた!」
そう言って突発的に放り出したくなったことは何度もあります。 が、しかし、その度に「続けることが成功の秘訣」、「焦らない事が失敗しない為のポイント」である(はず!)、 と自分に言い聞かせて学習を継続させてきた経緯があるのです。
もちろん、グラフに記載した学習以外にも色々とやりきったテキストや継続した学習はありますが、 自分自身の身の丈に合っていて尚且つ確実に継続できた学習が一番英会話力の向上に役立った記憶があります。
で、こうして見ると「やる気があって実力が向上している時期」が存在する一方で「実力が向上している実感が得られない時期」が存在するということが言えます。
当たり前ですが、「やる気があってバリバリ学習をしていても伸びない時期」もありましたし、 「モチベーションが低下していたり、仕事が忙しくて学習時間が少なくなっていた為に伸びない時期」もありました。
しかし、学習だけは何があっても長期間サボることはなかったことが一番良かったのかも知れません。 やっぱりアレですよ、やらないと何も進まないというヤツですね。
学習の方向性を迷った分かれ道
「分かるから面白い」が最初は肝心かも?
「話すための瞬間英作文トレーニング」(※当サイト解説ページ)に出会って基礎的な学習の大切さを再認識したことは大きな出来事でした。 変なプライドは捨てたつもりでも学習の方向性だけは過去の習慣を引きずっていたのですよ。
いたずらに背伸びした学習を続けても苦しいだけで得られる効果が非常に少ないのです。 それよりも、「これなら出来る!」というレベルに照準を絞って、 「分かるから楽しい!」という意識を持つことも重要であると思うのです。
そして、知識を使いこなすという考え方に目覚めてからは面白いように英語力は伸びた感覚を味わっています。(それでも低レベルな次元の話ですが・・・。)
【関連コンテンツ】 (当サイト解説ページです・・・。)
で、その学習の区切りの時期に大きな転機が訪れたと記憶しています。 つまり、「英語口シリーズ」との出会いです。 「基礎的な英文法の知識の出し入れ」から「ちょっと実践的な表現の取り込み」という過渡期ですね。
「発音を丁寧に再現しながら声に出す」
という意識をし始めたのもこの頃です。 基礎を重視しながら「使える表現の幅」を広げる事を意識して学習したことも良かったと思います。
ただ、「英語口シリーズ」は調子に乗って「中級編1」からスタートしたこともあって、最初は心が折れそうになりました。 「これ続けても本当に英語力なんて向上するのか?」と疑心暗鬼で学習を進めた記憶があります。(市橋先生ごめんなさい)
もちろん今では「続けて最後までやってよかった!」と胸を張って言える状態です。 超基礎から、ちょっと日常会話的な段階に難なく移れたのもこのテキストのおかげと言ってもいいでしょうね。 使われている例文もかなり実践向けですから・・・。
【関連コンテンツ】 (当サイト解説ページです・・・。)
リスニングに関しては2年半が過ぎた頃に始めた「新・基本英文700選(駿台受験シリーズ)」での音声反復練習が、 最も効果的に実力を伸ばしてくれた実感があります。
「聞こえてきた音声を、自分ですぐに復唱する」
という訓練ですが、使われている例文も収録されている音声のスピードなども非常に質が高いレベルであったために、 大きな実力アップに繋がったと思います。これは音声反復練習(センテンスリピート)という学習方法ですね。
これまでにもこの手の学習は実践してきたのですが、 ちょっぴり一文が長めのテキストでは経験したことがなかったです。 しかも音声の速さはかなりのものです。
丸3年目が過ぎた現在も「英語口シリーズ」の音声のランダム学習は続けています。 同時に「新・基本英文700選(駿台受験シリーズ)」の学習は180個目の例文まで暗記が出来ている状態です。
著者の「鈴木先生と伊藤先生」は次のように言っています。
一文ごとに繰り返して聴いたり、全体を通して何回も聴き、聴き取り量が増えるように努めていると、 特別に意識しなくても、「正確に聴き取れて意味もわかる」という質的な変化の時がかならずやってくるでしょう。
これは自分自身の学習体験で大いに実感しています。 だから、仕事上で外国人(アジア系)の人が来たときも「何を話しているのかほとんど聴き取れた」のであると今になって思えます。
英語が母国語でない人が話す英語は、 「新・基本英文700選(駿台受験シリーズ)」に収録されている音声のスピードと比較するまでもなく、 緩やかなスピードで発せられます。簡単に言うと、結構遅く感じる(感じた)のです。 (たまたまそういった人達に会ったからそう言えるだけかも知れませんが・・・。)
まさか、音読(音声反復練習)がリスニングの力を劇的に伸ばしてくれるとは夢にも思っていなかっただけに、 素直に驚きを隠せません。
【関連コンテンツ】 (当サイト解説ページです・・・。)
いよいよ「ペラペラ」への道を目指す!?
そして4年目の今現在は「ユーキャンスピーク」を実践しています。
「何ですか?それは?」
という人は当サイト内でたくさんの関連記事がちりばめられています。 ・・・それこそ、実際の学習経過記録や申込み時の悩み、評価、感想など色々と・・・。 どうぞ参考にしてみて下さい。
【参考コンテンツ】
当サイト「YouCanSpeak」コンテンツ
ユーキャンスピークに申込んでみた
「YouCanSpeak」の学習を進めるコツ
応用の効く話す力を付ける学習を実践するヒント
応用の効く話す力を付ける学習を実践するヒント2
英語の勉強で実践した事
とうとう「YouCanSpeak」レベル4を終了
当サイト ブログ記事
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ちょっと大きな投資になっていますがそれに見合う成果を得られる可能性が非常に高いと感じています。 ただのホラ吹きにならない為にも、毎日実践してメキメキと実力を伸ばしていきたいです。
こうして振り返ると「今現在自分自身が実践していること」を三年前の自分が実践して再現可能か?と聞かれると自信がないです。 というか、かなりの確立で失敗していたかもしれません。
しかし、段階的に自分の実力に応じてテキストをレベルアップさせてきたことで、 学習を継続させられない程の大きな負担にもならなかったです。これは大きな意味があると思います。
「続けて、迷って、考えて、進む」
この繰り返しは多分、レベルが上がっても悩みの次元が異なりつつ、ずっと続いていくような気がします。 つまり、向上心とは「そこで満足すれば伸びない」ものですからね。
次は学習を継続して5年目くらいに、また同じ様な記録を残してみましょう。 今の自分と比較すると、「学習を継続させる限り必ず成長していることを確認できる」はずですからね。
実際に過去の記録「 英会話学習の軌跡を記録(1年半目) 」(※当サイト別ページ)と比較しても、今現在の自分の学習内容は「質的にもレベル的にも」昔とは一味違うのですから・・・。
「続けることが成功の秘訣」、「焦らない事が失敗しない為のポイント」である、 という言葉を忘れずに今後も精進してまいります。
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